あれから1年
1年前のあの日も
きっと温かなご飯を炊いていたのだろう
1年前のあの日から
時計の針は同じ時刻をさし続けています
2011年3月11日・東日本大震災から1年
宮城県石巻市の被災地へ
「・・・ここはぎっしり家が立ち並ぶ住宅地だったんですよ・・・」
被災された女性たちと言葉を交わすことができました
我が家のありし日の景色を思い出すかのように
少し遠くを見つめながら
小雨の降る中、お線香とお花を供えていました
「1年はあっという間・・・
いえ、気持ちはあの日から止まっています。
まだ進めていないんです」
これが現実だと思いました
「全国からの多くの支援には本当に感謝しています」
そして
「新潟はもう大丈夫ですか?」と
中越地震の復興について心配されていました。
「あの時、私たちは何もしなかった・・・関係ないとさえ思っていた。
でもいまは、あの震災と津波を経験したから・・・ね」
外壁が残る幼稚園
「ありがとう」のメッセージが掲げられていました
石巻の商店街には生きる力が漲っていました
いま私ができること
忘れないこと
伝え続けること
現場の声に耳を傾けること
あの日から1年
当たり前の幸せに感謝して・・・
震災発生時刻には仲間とともに黙祷を捧げます
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